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チャブ保険(Chubb損害保険株式会社)は、個人向けと法人向けの両方を公式サイトの正面に出している損害保険会社です。個人向けでは自動車、傷害、住まい、旅行などが並び、法人・団体向けでは賠償責任、財物・利益、従業員向けなどが並びます。2016年にエース損害保険から社名変更しており、「昔エース保険で案内された」という人も、いまの証券の社名で読んでください。
国内大手と同じ種目が並ぶ一方、代理店経由の案内が中心、という見え方になりやすいです。通販型の画面だけで全部完結、という印象とは少し違います。歴史が長い外資系損保、という公式の自己紹介もありますが、長いことと、今のあなたの契約が合うことは別です。証券の「何が起きると出るか」を、先に読んでください。古い封筒のまま会社が消えたと思い込むと、満期の案内を見逃します。名前の変遷と、補償の中身は、別の宿題です。
公式の入口はこちらです。チャブ保険の公式サイトへ
個人向け。公式に並ぶ四つの棚
個人向けは、公式では大きく四つの棚に分かれています。商品名は公式に出ている範囲だけ書きます。金額は書きません。
自動車保険
個人と家族で使う車向けの家庭用自動車保険が案内されています。加えて、クラシックカー保険も公式に出ています。古い車や趣味の車を、普通の家庭用と同じ前提で見積もると、評価や修理の考え方がずれます。対象になる車かどうかは、公式と代理店で確認してください。
見る場所は他社と同じです。対人・対物、人身傷害、車両、運転者の範囲、使用目的。自賠責は別です。任意を薄くする前に、相手の車と、自分のけがを想像してください。
からだの保険
公式では、けがの補償を中心にした傷害保険の棚です。普通傷害保険/家族傷害保険、こども総合保険(こどもプロテクト)、まかせて安心医療保険など、名前が並びます。傷害は原則けがです。医療は病気側に寄ります。子どもの箱は、親の傷害保険の特約で足りるのか、独立した契約が要るのか。すでに学資や共済がある家は、先に証券を出してください。名前が優しいから、穴が全部埋まるわけではありません。
住まいの保険
火災や地震などに備える棚です。公式では、すまいのプロテクト総合保険、地震保険、リビングプロテクト総合保険などが案内されています。持ち家の建物と家財、賃貸の家財では、見る場所が違います。地震保険は火災保険にセットする前提が一般的です。水災や風災をどこまで入れるかは、ハザードマップと、公式の補償タイプの説明を並べて決めてください。
旅行の保険
海外旅行保険と国内旅行傷害保険が、公式にあります。クレジットカード付帯で足りる短期と、日数や持病で足りない旅があります。キャンセルや携行品は、付いているつもりで外れていることがあります。出発の前に、公式の対象外を読んでください。旅先の英語サポートはサービスの話で、保険金の支払事由とは別、という整理が安全です。
法人向け。個人の延長で組まない
公式の法人・団体向けでは、次の棚が公開されています。業種ごとの細かい商品名は、公式に出ていないものは書きません。
- 賠償責任保険 … 第三者への損害賠償を扱う箱です。製造、販売、業務遂行、施設。穴の種類が違います。個人の日常生活賠償の特約を、仕事に流用しないでください。
- 財物・利益の保険 … 店舗、商品、機械、建物など、モノの損害と、休業の利益を扱う箱です。火災保険の個人向けを、店舗にそのまま延長しない方がいいです。
- 従業員のための保険 … 業務上の災害など、従業員向けの補償を設計する箱として案内されています。労災の上乗せなのか、通勤の扱いなのか。公式と代理店で、対象を確認してください。
中小企業の社長が、自分の自動車保険の更新ついでに会社の賠償を済ませたつもりになる、というのがいちばん危ない形です。会社の箱は、会社の紙で見てください。対象業種と免責は、その商品の契約概要です。名前が新しいから広い、ではありません。公式ニュースで企業向けの賠償をまとめて扱うタイプの案内が出ていても、自分の業種が対象かは、その資料の一覧で確認してください。
チャブ保険を選ぶときのメリット
一般の家庭用自動車と並んで、公式が強く出しているのはクラシックカー向けと、個人・法人の両建て、海外旅行時の日本語サポートです。通販画面の最安競争とは違う棚です。
- クラシックカー保険。製造から25年以上の国産・輸入車(二輪含む)向けに、市場価格・コンディション・保管状況を見て車両保険金額を協定できる、と公式にあります。通常の車両保険が付きにくい旧車向け、という位置づけです。継続時も原則、前年と同じ車両保険金額で組める、という案内もあります。
- 旧車向けの保険料の仕組み。「1975年以前製造」かつ「年間走行距離2,000km以内」の両方を満たす場合、クラシックカー特有の使い方を考慮して20%割引、と公式にあります(当社比)。対象車は年間5,000km以内など条件があり、レプリカ・改造車は引き受け不可、と明記されています。
- 等級の引き継ぎ。クラシックカー保険でも、他社のノンフリート等級と事故有係数適用期間を引き継げる、と公式Q&Aにあります。
- 個人と法人の棚が同じ会社名で揃う。個人の自動車・からだ・住まい・旅行と、法人の賠償・財物・従業員向けが、公式トップから分かれて見えます。事業のリスクを、個人の更新ついでに済ませない、という整理がしやすい会社です。
- 海外旅行保険の日本語サービス。公式は、世界主要都市の日本語サービスセンターやキャッシュレス医療、救援・緊急移送の手配など、海外ネットワークを前面に出しています。旅の箱を同じブランドで見るときの強みです。
- 英語での自動車関連案内。英語版の個人向けページでは、英語での事故対応や英語対応代理店の案内もあります。日本語以外で手続きしたい世帯向けの入口です。
- 告知なしで入れる医療の箱もある。公式の「まかせて安心医療保険」は、満16〜70歳で医師診査・健康告知なしで申し込める、と案内されています(既往症などの支払制限はあります)。からだの棚で、通常の医療保険と入口が違う商品です。
クラシックカーは走行距離や保管の条件が厳しいです。当てはまる車がある人向けのメリットで、一般の通勤車だけの人には別の会社の方が合うこともあります。詳細は公式を正にしてください。クラシックカー保険の公式ページへ
補償の選び方。確認する順番
チャブに限らず、個人も法人も出す損保を見るときの順番です。
- 証券の社名を読む。Chubb損害保険株式会社(チャブ保険)です。古い比較サイトの「エース保険」表記より、手元の証券が正です。
- 個人の棚と法人の棚を混ぜない。自動車の更新口約束で、会社の賠償は済ませない。
- 穴を先に書く。車、からだ、住まい、旅行、仕事の賠償。並んでいるメニューを全部入れない。
- 代理店の説明と、紙の文言が一致しているか。「だいたい付いています」で終わらせない。
- クラシックカーや企業賠償のように前提が違う箱は、口頭の「自動車保険です」だけでは足りない。写真と評価、保管場所、業務内容。聞かれたら面倒くさがらずに答える。
チャブは個人も法人も出すので、「グローバル企業向けの会社で、個人はおまけ」と思い込む人もいます。公式は個人向けも正面に出しています。逆に、個人の自動車だけ見て、会社の賠償を同じ担当の口約束で済ませるのも危険です。棚が二つある、と覚えておく方が正確です。
契約前に見る紙
見る順番です。掛金は公式の見積もりです。
- 契約概要 … 対象、保険期間、主な補償
- 注意喚起情報 … 告知、通知、解除、クーリングオフ
- 普通保険約款と特約 … 支払事由と免責の本文
- 法人契約なら、対象施設・対象業務・支払限度の一覧
告知は、安くするためのクイズではありません。出ない契約を防ぐためのメモです。
社名変更と、古い比較サイト
エース損害保険からチャブ保険への社名変更は、検索結果に古い社名が残る原因になります。一年前のまとめ記事や、掲示板のスレッドより、いまの公式と、手元の証券を正にしてください。満期の案内を「会社が消えた」と思い込んで放置すると、無保険の空白ができます。証券番号と契約者名が分かれば、いまの窓口は公式から辿れます。
クラシックカー保険のように、一般の家庭用と前提が違う箱は、口頭の「自動車保険です」だけでは足りません。保管場所、走行距離、改造の有無、評価の出し方。聞かれた項目は、面倒でも答える。告知は、安くするためのクイズではなく、出ない契約を防ぐためのメモです。
法人の賠償を設計するときも同じです。業種、取扱商品、海外取引の有無、過去の事故。口約束の「だいたい包括で」は、契約概要の対象業務の一行に負けます。個人の日常生活賠償の特約を、仕事の穴に流用しない。ここを混同した証券は、よくあります。
個人と法人が同じ会社に並ぶときの注意
チャブ保険は、個人の自動車と、会社の賠償が同じブランド名で見えます。その便利さが仇になることがあります。個人の満期案内の電話で、店舗の施設賠償まで「ついでに」済ませたつもりになる。逆に、法人の担当者に個人の旅行保険までまとめて頼んで、補償の説明が薄くなる。棚が二つある、という前提を崩さない方がいいです。
見る順番は単純です。まず個人の証券を机に出す。次に法人(または個人事業)の契約一覧を出す。同じ穴が二重になっていないか、空いている穴がないか。代理店が一人でも、紙のファイルは二つに分ける。グローバルブランドの安心感は、この仕分けの代わりにはなりません。
よくある誤解
- 昔のエース保険と、今のチャブは別会社で契約が消える
社名変更の案内は公式にあります。手元の証券の社名と番号で、いまの窓口を確認してください。 - 法人向けの会社だから、個人は薄い
公式は個人向けの自動車・からだ・住まい・旅行を出しています。薄い・厚いは、その証券の中身です。 - グローバルブランドだから、海外の約款と同じ
日本の契約は日本の約款です。海外出張の補償が要るなら、海外旅行や海外出張向けの資料を別に読んでください。 - この記事に名前がある=おすすめ
公式にカテゴリが出ている、というだけです。推奨ではありません。
まとめ
チャブ保険は、日本で個人向けの自動車・傷害・住まい・旅行と、法人向けの賠償・財物・従業員向けなどを案内している損害保険会社です。クラシックカーや企業の賠償など、公式に出ている箱もあります。詳細は公式資料です。契約の中身は、チャブ保険の公式サイトへで確認してください。
グループの上場株と、日本で結ぶ保険契約は別の判断です。株側の地図が必要な人だけ、株が買える保険会社一覧(株の話は別記事)へ。
特定の担当者と、保険と家計を継続して見てもらいたい人だけ、末尾に置きます。かながわFP相談所です。法人契約の設計まで一人で抱えない、という使い方もあります。
本記事は一般的な情報提供であり、特定の保険商品の加入を勧めるものではありません。商品名・補償範囲・特約・保険料は改定されます。最新の公式資料・契約概要・注意喚起情報・約款を正としてください。

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