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AIG損保(AIG損害保険株式会社)は、AIGグループの一員として、日本で損害保険を引き受けている会社です。個人向けでは自動車保険を中心に、住まい・けが・医療・旅行など、公式サイトに種目が並びます。店頭や代理店で「AIG」と聞こえても、契約書の社名は日本の損害保険会社側です。証券に書いてある会社名を、まず見てください。
外資系だから特別、国内系だから安心、という単純な線は引きません。見る場所は同じです。約款は日本語で読めるか。事故の連絡先が日本にあるか。支払事由と免責を、自分の言葉で言えるか。ブランドの本国がどこかは、二番目です。免許を受けた保険会社か、日本語の重要事項説明書があるか。ここが先です。
公式の入口はこちらです。AIG損保の公式サイトへ
自動車保険。家庭用と一般用の箱が違う
個人向けの自動車保険は、公式では大きく三つに分かれています。商品名は公式に出ているものだけ書きます。中身の金額は書きません。
- AAP(家庭用総合自動車保険) … 自家用の乗用車や二輪など、公式が定める車種で、事業専用車ではない契約向け、と案内されています。免許証の色や使用目的など、リスクを細かく見て保険料を決めるタイプ、という位置づけです。
- AAI(一般用総合自動車保険) … 家庭用の対象から外れる車種や、事業専用車向け、と案内されています。法人の社有車も、こちらの箱で語られることが多いです。
- 自動車損害賠償責任保険(自賠責) … 車の購入や車検のときに必要な、いわゆる強制保険です。任意保険の代わりにはなりません。
最初に確認するポイントは、次です。車を何に使うか。誰が運転するか。相手への賠償は無制限に近いか。自分と同乗者のけがは、人身傷害で見るか。車両保険は、車の時価と修理の見込みに見合うか。地震・噴火・津波は、車両保険の本体だけでは出ないことが多い、という点も、公式の説明を読んでください。特約の名前や上限は、改定があります。古いブログの数字を信じない方がいいです。
自賠責は対人の最低限です。他人の車や壁、自分のけが、自分の車の修理は、任意保険の領域です。任意保険を「高いから外す」前に、事故の相手が誰かを想像してください。傘を持たずに高速道路を走る感じです。何本持つかは人それぞれでも、一本もない、という選択は避けた方がいいです。
見積もりの画面だけ見て決めると、運転者の範囲と使用目的を取り違えやすいです。日常の買い物と通勤、業務での使用。ここが違うと、同じ車でも箱が変わります。代理店や公式の案内で、自分の使い方を先に話してください。
自動車以外。公式に並ぶ個人向けの種目
自動車だけがAIG損保ではありません。公式の個人向けでは、次のカテゴリが公開されています。商品名は公式に出ている範囲だけです。
- 住まい … 火災保険/地震保険。建物と家財を守る箱です。公式では、住まい向けの総合的な火災保険と、家財中心の保険、地震保険が並びます。地震保険は火災保険にセットする前提で、単独では入れない、というのが日本の一般的な形です。上限や割合は公式の説明を正にしてください。
- けがの保険 … 傷害総合保険として案内されています。個人型・家族型、交通事故に限定した型など、公式に選択肢が出ています。病気は原則の対象外、という傷害保険の基本は、ここでも同じです。
- 医療保険(実費補償型) … 入院などの自己負担に寄せた医療の箱として案内されています。日額型と実費型は、役割が違います。公的な高額療養費との重なりは、契約概要で確認してください。
- 旅行 … 国内旅行傷害保険と海外旅行保険が、公式にあります。観光だけでなく、出張や留学の案内も公式に出ています。期間と渡航先、持病、携行品。ここを口頭の「だいたい付いている」で済ませない方がいいです。
名前が並んでいるから全部入る、ではありません。家の火災と、車の任意と、旅行の数日は、棚が違います。よくあるのは、すでに自動車と火災がある家に、同じ穴を埋める特約がもう一本付いている、という証券です。新しい箱を足す前に、今ある証券を机に出してください。
法人向けは、個人の延長ではない
公式には法人向けの入口もあります。社有車の自動車保険、財物、賠償責任、従業員の傷害など、企業のリスクを扱う箱です。個人の自動車保険の延長で社用車を走らせると、使用目的や記名被保険者のところで割れます。事業の話は、法人向けの資料と代理店に聞いてください。業種ごとの賠償や海外リスクは、ここで名前をでっち上げません。公式の法人向け一覧が正です。
個人事業主の車が「家庭用」か「事業専用」かは、自分の使い方次第です。プライベートにも使うのか、業務だけなのか。ここを曖昧にしたまま見積もると、あとから告知の話になります。分からなければ、契約前に止めて聞いてください。
AIG損保を選ぶときのメリット
国内大手と同じ種目が並ぶ中で、公式が前面に出している強みは次です。金額の安さ宣言ではなく、代理店設計・事故対応・自転車まわりの補償とサービスの組み合わせです。
- 代理店と一緒に組める入口。公式は、プロの代理店がニーズを聞いて補償を提案する、という流れを前面に出しています。自分で画面だけで完結させたい通販型とは、入口が違います。
- リスク細分型の保険料。家庭用のAAPは、免許証の色や使用目的など、リスクを細かく分けて保険料を決めるタイプ、と公式にあります。ゴールド免許や日常レジャー寄りの使い方なら、設計の余地があります。数字は見積もりが正です。
- 深夜・休日も社員による初期対応。事故受付センターに社員が常駐し、社員だけが行える初期対応を即座に出せる、と公式にあります。「受付だけ翌日対応」ではない、という打ち出しです。拠点は全国59都市、という案内もあります。
- 人身傷害が自転車・駅改札内まで伸びる設計。AAPの人身傷害は、契約車の搭乗中だけでなく、自転車などの交通乗用具や、駅の改札口の内側でのケガも対象、と公式にあります(搭乗中限定特約を付けない場合)。車だけの箱に見えて、自転車事故の穴にも寄せられる、というのが公式の推しどころです。
- ロードレスキューと自転車搬送。レッカー等諸費用特約をセットした契約向けにロードレスキュー(搬送・現場応急など)があります。加えて、個人・受託品賠償責任補償特約(国内補償)を付けたAAPでは、自転車搬送サービス(実搬送距離20km限度など)も案内されています。車と自転車の両方を気にする家向けのメニューです。
- 外資系損保としての規模。公式は、正味収入保険料ベースで国内最大の外資系損害保険会社、という位置づけも出しています。グループの海外ネットワークは、自動車以外の種目や旅行まわりで効いてくる話です。
詳細と条件は、公式の商品ページと重要事項説明書が正です。AAP(家庭用総合自動車保険)の公式ページへ
補償の選び方。確認する順番
AIG損保に限らず、損害保険を組むときの順番はシンプルです。
- 穴を先に書く。車の相手への賠償、自分のけが、住まいの火災・水災、旅行の数日。穴の名前が違うなら、契約も分ける。
- 今ある証券を出す。すでに埋まっている穴に、同じ名前の箱を足さない。
- 契約概要と注意喚起情報を読む。パンフレットの表紙より、うしろの免責が大事です。
- 事故の連絡先を控える。夜間に誰が出るかは、サービスページです。
- 言えない支払事由は、まだ契約しない。「だいたい対物無制限です」で終わらせない。
AIG損保は代理店を通じた案内が中心、という見え方になりやすいです。通販型の見積もり画面に慣れている人は、担当者と紙を読むテンポが違って感じることがあります。どちらが偉い、ではありません。自分の聞きたいことを、誰に聞くかの違いです。
車両保険の免責、運転者の年齢条件、他車運転、個人賠償の特約が自動車に付くのか火災に付くのか。いちばん揉めやすいのは、付いているつもりが付いていなかった特約です。口コミの一本で会社全体を判断しない。自分の証券の電話番号を、先に控える方が役に立ちます。
契約前に見る紙
見る順番だけ置きます。保険料の数字は、公式の見積もりと設計書です。
- 契約概要 … 何が対象で、誰が被保険者か
- 注意喚起情報 … 告知、クーリングオフ、重大事由解除など、先に知っておく不利な話
- 普通保険約款と特約 … 支払事由と免責の本文
- 重要事項説明書 … 上の要約。要約だけで安心しない
代理店型で聞くときによく出る質問
AIG損保は、見積もり画面だけで完結する通販型とは違い、代理店経由で話が進むことが多いです。役に立つ聞き方だけ置きます。
- 「この車はAAPですか、AAIですか。事業専用に当たりますか」
- 「運転者の範囲と年齢条件を、家族の免許の色まで含めて確認したい」
- 「人身傷害は、契約の車に乗っているときだけですか。歩行中や自転車も含みますか。公式の説明のどの行ですか」
- 「車両保険を外すと、何が出なくなりますか。地震・噴火・津波は別ですか」
- 「個人賠償の特約は、自動車に付きますか。火災側に付きますか。両方に同じ穴がありませんか」
答えがパンフレットの何ページか、契約概要のどの見出しかまで戻ってこない説明は、メモに残しにくいです。「だいたい大丈夫です」で帰る前に、紙の行を指してもらう方が安全です。改定があると、去年のメモは使えません。見積もりの日付と、始期の年月をセットで残してください。
事故のあとに揉めるのは、保険料の高さより、「付いていると思っていた特約が付いていなかった」ことです。ロードサービス、弁護士費用、他車運転、代車。名前を知っていることと、自分の証券に載っていることは別です。契約前に、証券(または申込内容の控え)に名前があるか、一度声に出して読んでください。
よくある誤解
- 自賠責に入っているから、任意は薄くてよい
自賠責は対人の最低限です。対物と自分のけがは、別の穴です。 - 外資系は事故対応が不安、だから最初から除外
不安なら公式の事故連絡とサービス内容を読む。社名の国籍だけで切らない方が、地図は正確です。 - 世界的なブランドだから、日本の商品も本国と同じ
補償は日本の約款です。国が違えば、強制保険の仕組みも違います。 - この記事に名前がある商品がおすすめ
名前があるのは、公式にカテゴリが出ているからです。推奨ではありません。
まとめ
AIG損保は、日本で自動車保険や住まい・けが・旅行などを案内している損害保険会社です。家庭用のAAP、一般用のAAI、自賠責、という自動車の箱が公式に分かれています。詳細は公式資料です。契約の中身は、AIG損保の公式サイトへで、パンフレットと契約概要を正にしてください。
グループの上場株と、日本で結ぶ保険契約は別の判断です。株側の地図が必要な人だけ、株が買える保険会社一覧(株の話は別記事)へ。
特定の担当者と、保険と家計を継続して見てもらいたい人だけ、末尾に置きます。かながわFP相談所です。話を聞くことと、契約することは別です。
本記事は一般的な情報提供であり、特定の保険商品の加入を勧めるものではありません。商品名・補償範囲・特約・保険料は改定されます。最新の公式資料・契約概要・注意喚起情報・約款を正としてください。

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