第一フロンティア生命「プレミアレシーブ3」、11月2日から販売。受け取りを積み立てる新プランと積立利率保証30年、費用と為替の条件

テーブルの上に重なった一万円札と米ドル紙幣

※本記事には広告(PR)が含まれます。

第一フロンティア生命は2026年10月29日、一時払の終身保険「プレミアレシーブ3」(正式名称:定期積立金付積立利率変動型終身保険(26)(通貨指定型))を、11月2日から金融機関代理店で順次販売すると発表しました。銀行などの窓口で扱われる、米ドル・豪ドル・円から通貨を選ぶ保険です。

いま販売されている「プレミアレシーブ2」の考え方を引き継いだ商品で、生きている間にお金を受け取りながら、亡くなったときには家族に死亡保険金をのこすしくみです。今回は、受け取るお金を積み立てておける「定期積立プラン」ができたことと、積立利率を保証する期間に30年(豪ドルは20年)が加わったことが大きな変更点です。

目次

決まったこと(第一フロンティア生命の発表)

項目内容
商品名プレミアレシーブ3(定期積立金付積立利率変動型終身保険(26)(通貨指定型))。販売名称は代理店によって異なる場合がある
販売開始2026年11月2日から、金融機関代理店で順次
保険料の払い方・保険期間一時払・終身
選べる通貨米ドル・豪ドル・円
改定点1定期積立プランの新設。毎年の定期支払金を受け取らずに積み立てておき、好きなときに引き出せる
改定点2定期支払プランの充実。プレミアレシーブ2のしくみに「定期支払金の上限額設定」などを追加。円で上限額を決めて、受取額を一定にできる
改定点3積立利率保証期間に長い年限を新設。いまの10年に加えて、米ドル建・円建は30年、豪ドル建は20年
出典:第一フロンティア生命 ニュースリリース「定期積立金付積立利率変動型終身保険(26)(通貨指定型)『プレミアレシーブ3』の販売開始」(2026年10月29日)。確認日:2026年10月30日

2つのプランのちがい

契約のときに、生きている間のお金の受け取り方を2つのプランから選びます。どちらも、亡くなったときの死亡保険金は選んだ通貨建てで一時払保険料以上になる、と発表資料に書かれています。

項目定期支払プラン定期積立プラン(新設)
受け取り方毎年、選んだ通貨建てで一定額の定期支払金を受け取る毎年、選んだ通貨建てで一定額を積み立て、いつでも引き出せる
お金が出るタイミング契約日から1年たったあと、毎年の契約応当日に生きていれば支払い積み立てた分(累計定期積立金)は、一部でも全部でも引き出せる。引き出しの回数に制限はない
金額の決まり方基本保険金額 × 定期積立率毎年の定期積立金を積み立て、所定の利率でふやす
引き出しの最低額―米ドル建500米ドル/豪ドル建500豪ドル/円建5万円
死亡保険金「基本保険金額」と「解約返還金額」の大きいほう(累計定期積立金は常に0)「基本保険金額+累計定期積立金額」と「解約返還金額」の大きいほう
定期支払金・定期積立金の金額は、選んだ通貨建てで積立利率保証期間中は一定。出典:第一フロンティア生命 ニュースリリース(2026年10月29日)「プレミアレシーブ3の商品概要」「保障内容について」。確認日:2026年10月30日

米ドルや豪ドルで契約した場合、受け取るときや引き出すときに、選んだ通貨のままか円で受け取るかを選べます。資料では、円に換える場合でも、定期支払金や累計定期積立金の受け取り・引き出しには為替手数料はかからない(TTMで換算)とされています。ただし、為替が動けば円での受取額は変わります。

契約できる年齢と金額

項目米ドル豪ドル円
契約年齢(被保険者の満年齢)0歳〜90歳
積立利率保証期間10年(0〜90歳)/30年(0〜75歳)10年(0〜90歳)/20年(0〜80歳)10年(0〜90歳)/30年(0〜75歳)
積立利率毎月1日と16日の月2回設定。契約日の積立利率が、積立利率保証期間の終わりまで適用
最低(基本保険金額・一時払保険料など)指定通貨入金・外貨入金は1万米ドル。円入金は100万円指定通貨入金・外貨入金は1万豪ドル。円入金は100万円100万円
最高20億円相当額
配当金なし
出典:第一フロンティア生命 ニュースリリース(2026年10月29日)「主なお取扱いについて」「保障内容について」。確認日:2026年10月30日

30年(豪ドルは20年)の保証期間を選べるのは、契約年齢75歳まで(豪ドルは80歳まで)です。外貨建てで契約した場合、保証期間が終わって更新するときに、通貨を変える「通貨スイッチ」ができると書かれています。

費用と、損をするおそれがある場面

しくみ図には「初期費用なし」とありますが、費用がまったくないわけではありません。資料に書かれている費用とリスクは次のとおりです。

  • 保険契約関係費 … 積立利率保証期間中は、契約の締結・維持や死亡保険金の支払いに必要な費用の率を、積立利率からあらかじめ差し引いています
  • 解約控除 … 解約や減額をすると、「基本保険金額 × 解約控除率」が差し引かれます。契約日から10年後の契約応当日以降はかかりません
  • 市場価格調整 … 解約や減額のときは、市場金利の動きに応じて解約返還金額が増えたり減ったりします。一時払保険料相当額を下回り、損失が出るおそれがあります
  • 為替リスク … 米ドル・豪ドルの場合、円に換えた死亡保険金や解約返還金額が、契約時の為替レートで円に換えた一時払保険料相当額を下回るおそれがあります
  • 為替手数料 … 円で保険料を払い込む場合はTTM+50銭、円貨支払特約や定額終身保険移行特約(移行後通貨指定型)で円に換える場合はTTM−50銭のレートが使われます。定期支払金や累計定期積立金を円で受け取る・引き出す場合はTTMで、為替手数料はかかりません(2026年10月現在の数値で、将来変わることがあります)
通貨適用されている積立利率0〜75歳76〜80歳81〜85歳86〜90歳
米ドル・豪ドル2.50%以上6.00%〜0.60%5.00%〜0.50%3.60%〜0.36%3.00%〜0.30%
米ドル・豪ドル2.00%以上2.50%未満5.40%〜0.54%4.30%〜0.43%2.90%〜0.29%2.40%〜0.24%
米ドル・豪ドル1.50%以上2.00%未満4.60%〜0.46%3.50%〜0.35%2.40%〜0.24%1.80%〜0.18%
米ドル・豪ドル1.50%未満3.90%〜0.39%3.00%〜0.30%2.20%〜0.22%1.70%〜0.17%
円3.20%以上4.10%〜0.41%3.60%〜0.36%
円2.70%以上3.20%未満4.10%〜0.41%2.50%〜0.25%
円2.10%以上2.70%未満3.60%〜0.36%2.50%〜0.25%
円1.00%以上2.10%未満2.50%〜0.25%1.90%〜0.19%
円1.00%未満1.70%〜0.17%1.30%〜0.13%
解約控除率(契約年齢別)。解約控除=基本保険金額×解約控除率。契約日の10年後の契約応当日以降は解約控除なし。出典:第一フロンティア生命 ニュースリリース(2026年10月29日)「リスクと費用について」。確認日:2026年10月30日

たとえば米ドル建て・積立利率2.50%以上・契約年齢0〜75歳の場合、解約控除率は6.00%から0.60%までの幅で示されています。どの年に何%になるかは発表資料にはなく、契約締結前交付書面などで確かめる部分です。30年の保証期間を選んでも、解約控除がかかるのは契約から10年までですが、市場価格調整は解約のときに別にかかります。

決まっていないこと・発表にないこと

  • 積立利率の水準 … 積立利率は月2回設定されますが、11月2日以降に適用される具体的な数字は発表資料にありません。資料では、代理店か第一フロンティア生命のお客さまサービスセンターに問い合わせるよう案内されています。
  • 取り扱う金融機関 … 「金融機関代理店より順次」とあるだけで、どの銀行・証券会社でいつから扱うかは書かれていません。販売名称も代理店によって変わることがあります。
  • 定期積立率・定期積立金の利率 … 定期支払金は「基本保険金額 × 定期積立率」で決まり、定期積立金は「所定の利率」でふえるとされていますが、その率の水準は発表資料にありません。
  • 定期支払金の上限額設定のくわしいルール … 円で上限を決めると受取額を一定にできる、という説明までで、上限を超えた分の扱いなどの細かい条件は資料にありません。
  • 解約控除率が年ごとにどう下がるか … 表は最大と最小の幅だけです。
  • 税金 … 定期支払金、引き出し、死亡保険金、解約返還金の税金の扱いは発表資料に書かれていません。契約者・被保険者・受取人の組み合わせで変わることがあります。
  • プレミアレシーブ2の今後 … 現行商品の販売をいつまで続けるかは、発表に書かれていません。

窓口で説明を受けるときに確かめる順番

  1. 正式名称と引受保険会社を確かめる … 販売名称が代理店によって違うことがあります。引受保険会社は第一フロンティア生命で、預金ではなく元本割れすることがある商品です
  2. 通貨と保証期間を決める前に、設計書の積立利率を見る … 契約日の利率が保証期間の終わりまで続くので、10年と30年(豪ドルは20年)で数字を並べてもらいます
  3. どちらのプランが自分の使い方に合うかを考える … 毎年決まった額を受け取りたいのか、使う時期が決まっていないのかで選び方が変わります
  4. 途中で解約したときの数字を見る … 解約控除(10年まで)と市場価格調整、為替で、払った額を下回ることがあります。何年目にいくらになるかを設計書で確かめます
  5. いま入っている保険と相続の準備を並べる … 死亡保険金の非課税枠をほかの保険ですでに使っていないか、受取人を誰にするかも一緒に確認します

ほかの一時払の保険の利率は一時払の終身・養老保険の利率一覧にまとめています。同じように「毎年受け取る」か「積み立てて引き出す」かを選べる外貨建ての保険はニッセイ・ウェルス生命「ロングドリームNEXT」の記事、銀行窓口で扱われる外貨建一時払の例はゆうちょ銀行の外貨建一時払終身保険の記事で整理しています。死亡保険金の非課税枠は死亡保険金の相続税非課税枠の記事で確かめられます。

まとめ

  • 第一フロンティア生命の「プレミアレシーブ3」が、2026年11月2日から金融機関代理店で順次販売される
  • 一時払の終身保険で、通貨は米ドル・豪ドル・円。契約年齢は0〜90歳、最低は1万米ドル・1万豪ドル・100万円
  • 受け取りは「定期支払プラン」と、新しくできた「定期積立プラン」から選ぶ
  • 積立利率保証期間は10年に加え、米ドル・円は30年(75歳まで)、豪ドルは20年(80歳まで)
  • 解約控除は契約から10年まで。市場価格調整や為替で、元本割れすることがある
  • 積立利率の水準、取り扱う金融機関、税金は発表資料になく、設計書やパンフレットで確かめる

出典

資料発表・更新確認日
第一フロンティア生命 ニュースリリース「定期積立金付積立利率変動型終身保険(26)(通貨指定型)『プレミアレシーブ3』の販売開始」(PDF)2026年10月29日2026年10月30日
第一フロンティア生命 ニュースリリース一覧随時更新2026年10月30日
PR TIMES 第一ライフグループ「『プレミアレシーブ3』の販売開始」2026年10月29日 15時00分2026年10月30日
第一フロンティア生命「プレミアレシーブ2」商品ページ随時更新2026年10月30日

今の保険と並べて整理したいとき

一時払の外貨建て保険は、預貯金、すでに入っている終身保険、相続の準備と役割が重なりやすいところです。加入中の保険証券と、窓口でもらった設計書を並べて、どこが重なっているかを見るのがいちばん確実です。

保険見直しラボは、訪問かオンラインで、加入中の保険証券と検討中の保険を見ながら整理する相談窓口です。特定の保険の加入や乗り換え、解約を勧めるものではありません。窓口の特徴は保険見直しラボの評判と向いている人にまとめています。

PR(アフィリエイト) 提携済

証券と設計書を持って、訪問かオンラインで整理する

注意・免責

この記事は2026年10月30日時点の公表資料をもとにした一般的な情報の整理です。特定の商品や保険会社をすすめるものではありません。契約年齢、取扱条件、費用は第一フロンティア生命のニュースリリースの記載で、取り扱う代理店によって内容が異なる場合があります。為替手数料は2026年10月現在の数値です。契約の前に、設計書、「契約締結前交付書面(契約概要/注意喚起情報)兼 商品パンフレット」、ご契約のしおり・約款を確認し、外貨建保険販売資格を持つ募集人の説明を受けてください。税金の扱いは個別の状況で変わるため、税務署や税理士に確認してください。

【PR】お金の相談をする(無料)

提携:かながわFP相談所

【PR】本記事にはアフィリエイト広告を含みます。紹介する商品の契約は各社・提携FPを通じて行います。本サイトは保険募集を行いません。

変額保険・投資信託は元本が保証されず、解約控除や運用実績により損失が出る場合があります。記載は情報提供であり、個別の助言ではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次