​アクサの「保障重視」の変額保険ユニット・リンク長期入院一時金プラスの大きな特徴

アクサの「保障重視」の変額保険 ユニット・リンク 長期入院一時金プラス
目次
  1. 入院が長期に及んだときの収入減少に備える保険
  2. 万が一の死亡保障がある
  3. 満期金が存在する

実は長期入院は減少傾向

ここ10年ほどの入院の傾向として、14日以内の入院が多くなっており、長期入院は減少傾向にあります。

その為、保険会社も各社、短期入院向けの医療保険を展開しているところがほとんどです。

多いのが

この2つが傾向として多いです。

しかし、今回のユニット・リンク長期入院一時金プラスは「長期入院患者」へのフォローを考えて販売されている商品です。

こちらはアクサ生命の解説から引用したものですが、傾向として入院は短期化しているものの約3割ほどが長期入院となっている現実もあります。

また、その場合収入は約2割減になるという調査結果が出ています。勿論、調査したのがアクサ生命ですので一概に信用をするべきでは無いですが、実際にデータとして出ていることは事実です。

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収入減をカバーする方法

働けない期間が発生すると当然、収入は落ち込みます。

  • 保険でカバー
  • 貯蓄を取り崩す
  • 借金をする など

様々な手段があるでしょう。

そのようなときにこちらの保険は契約時の一時保険金額をお支払いするというものです。

この保険のポイント

  • 14日以上の入院が継続したときに設定保険金額をお支払い
  • 最大支払回数は10回
  • 死亡保険金額は​継続入院収入支援一時金と同額支払い
  • 変額保険による運用益は満期時に被保険者が生存している場合、受取可能
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  • 14日以上入院が継続という条件が発生しますが、一時金としてまとまった金額を受け取ることで、収入の減少を抑えることができます。
  • 支払いの最大回数は10回までとなっています。10回を払いきると保険契約は消滅します。
  • 入院だけでなく、こちらは定期保険ですので死亡保障がついています。死亡保険金額に関しては、継続入院収入支援一時金と同額かもしくは運用益が出ており、積立金額が​継続入院収入支援一時金を上回っている場合にはどちらか高い方が支払いされます。

満期時の積立金とは?

こちらの保険は定期保険(死亡保険)+入院保険(長期入院一時金)+積立保険を組み合わせた保険となっています。

そのため、被保険者が満期時(保険終了時)に生存していた場合には積立金を受け取ることができます。

ただし、こちらはアクサ生命指定の商品による運用であることや、死亡保障や入院一時金といった保障に重点を置いた商品の為、よほど好調な運用にならない限り、払込保険料を積立金が上回るということはないでしょう。

もし、運用重視という方は同じアクサ生命から販売されている下記商品をオススメします。

ただし、こちらの商品もあくまで投資性のある変額保険です。

100%増えるという保証は無いので注意が必要です。

どっちつかず?

あくまで私の独断と偏見ですが、良いとこ取りをしようとした結果、どっちつかずなイメージが拭えない。というのが感想です。

理由として

  • 14日以上入院しないと保険金が出ない。
  • 医療保険を手厚くしたければ別途、加入が必要になる。
  • 保険金の受取には半年に1回の制限がある。
  • 養老保険なので、一生涯の保障を求める人には向かない。
  • 収入減の対策は他にもある。
  • 運用コストが高い。

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一見すると一つですべてを賄える便利な保険にも思えますが、それぞれの役割が中途半端になっていることからも、それぞれを別々に考えるべきではないかというイメージを受けます。

個人加入での検討をする場合には選択肢は他にもあるのでは?といえます。

ただ、入院によって、収入減が起こることは事実ですので、他社と比較して自分にあったプランを探すことをオススメします。

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この記事を書いた人

元生損保取扱保険代理店勤務
保有資格
AFPファイナンシャルプランナー
国家資格キャリアコンサルタント

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