知名度はあまり?しあわせつみたての威力は?
あまり聞いたことのない会社名かもしれませんが主に三井住友系の中でも主に積立系の商品をメインとしており商品数はかなりの数となっています。
ただ提案を受ける機会はそれほど無いかと思いますので口コミも少なく知らない商品が多いかと思いましたのであえて実際のところどうなのか?悪い保険なのか良い保険なのかについて解説したいと思います。
今流行りの変額保険がベース
- 死亡保険(基本保険金額)
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こちらは契約時に決定した日本円での確定金額もしくは運用成績が保険金額を上回る場合、どちらか高い方が被保険者死亡時に支払いされます。
- 満期保険金
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こちらは養老保険と言われる有期型(期間がありますよ)という保険ですので満期があります。このとき受け取る保険金額は確定しておらず運用成果によって払込金額の合計を上回る場合と下回る場合があります。
こちらの変額保険の特長をチェック
こちらの変額保険ですが一般的な他社の変額保険と似た要素がやや強く感じます。その中でも他社にもあるけれど強みになる部分と他社にはない要素をお伝えしていきたいと思います。
他社とも共通する要素
・有期型の変額保険である点、これにより保障性より運用性を重視
・月額5,000円から始めることができる
・満期保険金を年金形式で受け取ることが可能
・保険料払込免除特約が付帯可能・・・がん(悪性新生物)、心疾患、脳血管疾患の所定の状態で保険料の払込が免除となるが払込は続いているものとして継続される
・10年間の解約控除が発生する(短期解約は損をするケースが有る)
他社とやや違う要素(他社にもあるケースもある)
・変額払済保険への変更が可能・・・保険料の払込をストップしつつ運用は継続するという方法
・定額延長定期保険への変更が可能・・・運用もストップし現在の積立額を元に死亡定期保険となる
・解約返戻金を要介護2以上で受け取る介護年金保険へ変更可能
・解約返戻金を年金保険へ変更可能
※上記2つは保険料払込期間中
・口座振替の他にクレジットカード支払いを選択可能
変額保険の最大の比較対象、特別勘定の種類について検証
変額保険において保障性や加入後の保険の柔軟性はもちろんのことですがよく比較されるのはやはり投資性の商品ということもあり運用商品に関しての情報が気になるという方も多いでしょうね。
この商品で選択可能な運用商品の特長について見ていきたいと思います。(2023年10月時点)
上記は特別約款より抜粋した運用商品のラインナップに関する部分になりますが特徴的なのが投資運用機関会社としては世界でも最大手のブロックロックが運用している商品がラインナップされていることです。
特にインデックス・ファンドなどの運用関連費などは見ていただくと分かる通りかなりの低コストとなっていることが大きな特長です。
最近では通常の野村證券が販売を発表した投資信託、初めてのNISAや低コストを追求し続けるというeMAXIS Slimシリーズなどの競争が激化していますがそれに対抗可能な運用関係費となっている商品かと思います。
もちろん、保険商品ですのでこれだけではなく保険にかかる費用が別途加算されることから運用だけを目的とするのであれば投資信託には劣る部分もあるかもしれませんが変額保険というものが選択肢に上がる日が来るかもしれないのでは?とも思えてしまう気もしますね。
「しあわせつみたて」は加入する価値があるか?
基本的に変額保険はつみたてNISAやiDeCoの補助的なものと考えるべきです。
あくまで余剰資金でするべきであるということを頭においた上で保険でしかカバーできない部分をフォローする為に利用するというのが一番の活用方法です。
もちろん、それはあなたにとって変額保険ではないケースもあります。人それぞれ生活環境なと状況によって必要となる保障は違って来るからです。
そういった意味では加入価値があるという人もいないとは断言できません。
現在加入している保険も含めて投資性のある保険について気になる方は一度、相談してみるのも一つですよ。
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