副業を始めた方は実際に稼げているのか?

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インボイス制度の導入で副業についても色々と考える人が増えている?

この記事では10月からのインボイス制度導入に伴って改めて副業が本当に流行っているのか?
・実際に儲かっているのか?
・どんな副業をしているのか?
・どれぐらいの人がしているのか?
・どんな時間を活用しているのか?
などについてもう一度、再確認していきたいと思います。

最近のデータを見るに・・・

転職サービスなど人材紹介大手として有名なdoda(パーソル)が2023年3月に公開したデータによると
まず、2022年8月段階で社会人15,000人に対して行った調査にて「あなたは今、副業をしていますか?」と言う問いかけに対して「している」と回答をした人の割合が8.2%、「検討中」と答えた人は18.4%とのことでした。その一方で、「していない」と答えた人の割合は73.4%となっており副業への関心度や実際にしている人の割合を見ると全体の四分の一程度が副業に関しての何らかの考えを持っているということがわかります。

そのことからも関心事態は高いのでは?ともとることができるかと思います。

副業でどれぐらい稼いでいるのか?

月収換算で最も多いのが1万円未満が29.1%と三割近くとなっており、実態として副業では稼げていない方の割合が最も多いことはデータからも読み取れます。

その次に多いのが全くの逆で10万円以上が15.9%と対極的なデータから本業だけでなく副業というジャンルにおいても収入格差が起こっていることが見て取れます。

しかし、その次となると1万円代や5万円代、2万円代と多少のばらつきはあるものの平均だけでみると5万円代とはなりますが実際のところ1万円から2万円前後を占める割合が多いことが見て取れます。

みんなはどんな仕事をしているの?副業内容の内訳

さらにその副業内容についての調査も行われていますが上位5位までの中で最も多いのが販売・接客業といったサービス業が約2割を占めることが分かっています。

ランキング
1 サービス業(販売・接客)・・・20.8%
2 株/FX・・・19.4%
3 ネットビジネス(通販・アフェリエイトなど)・・・11.4%
4 ホームページ制作・CGなどの制作・・・8.3%
5 事務作業・・・6.1%

とランキング5位までを抜粋しましたが男女別で見るとサービス業は女性、株などやネットビジネスは男性が多い傾向があるとのことです。

ただ、これを見ると副業としての月収をおしあげているのは1位、2位あたりの副業であり実際のところ資産運用にも近い株などを副業と捉えるかどうかはその人の判断にもよってくる様に感じられますね。

実際にどんな人が副業活動をしているのでしょうか?

そもそも全体として会社員が副業を行っている割合は男女ともに7〜10%前後、検討している人が16%〜20%前後としていない人の割合が7割以上と言うようにブームがきていたかのように思える副業ですがそれほどまだまだ広まっているとも言い切れ無いのかもしれません。

ただ、所詮というと失礼ですが本業で十分な収入の確保やその仕事にやりがいや満足をしているからこそ、していないという判断が多い可能性も考えられますので一概に決めつけることはできないでしょうね。

業種別で見ますと
クリエイティブ業界が一番、副業を行っている割合が多く、続いてコンサルタント系や不動産関係となっています。

一方で金融系の専門職はニュースなどでは度々、副業解禁を取り上げられるので進んでいる様にも思われますが実は業界としては一番、少ないという結果がでています。
やはりコンプライアンスなど厳しい業界ということもあり中々、踏み出しづらい部分などもあるのか、もしくはそもそもの副業時間を確保できないということなのか。実態は分かりませんがこの業界での副業が伸びていくのかは気になるところです。

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副業を行う時間の確保の問題点

副業と言うからには当然その人には本業が存在します。仮に週5日、8時間勤務の方としましてもスキマ時間は出勤前、帰宅後、休日が基本となるかと思います。
dodaの調査によると約7割の方が休日に副業を行っていると回答しています。
またそれについで約42%の方が勤務終了後となっておりその後に休憩時間、出勤前と続きます。

これを見るに通常、身体を休める時間帯に仕事を行うと言うことが当たり前ですが多く、勤務が定時退社かつ休日をしっかりと取れる体制が取れている会社にお努めの場合にはまだそれほど心配はいらないのかもしれません。

しかし、これが残業時間が多い、休日出勤があるような会社ですと副業だけでなく本業にも支障が出る可能性もあることから労働者個人の時間と体調の管理が重要になってきます。

本業の勤務時間管理に関しては会社が管理を行っていますが副業に関しては自分自身で管理が必要です。
どちらの仕事にも支障が出ないことも大切ですがなにより身体に支障をきたさないことが一番の問題点です。

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厚生労働省の副業・兼業に関する政策ガイドライン

厚生労働省は令和2年に副業・兼業に関するガイドラインを策定しています。
さらに、令和4年にはこのガイドラインをより良く改定を行い、適切な職業選択を通じ多様なキャリア形成を図ることを目的と定めました。

もし興味がある方は一読をおすすめします。
また、このページには企業側に対してのガイドラインだけでなく副業や兼業を行う労働者へ向けた労働時間や健康管理を行うアプリケーションのアクセスURLなどが記載されています。
他のツールですでに管理しているという人もいるかも知れませんが、まだそういったツールを使ったことが無いという方は一度利用して、自分の働き方のチェックに役立てては如何でしょうか?

まとめ

今回は改めてインボイス制度の始まりに伴って、副業の実態について解説を行いました。
副業は収入を増やすということが一番の理由という人も多いと思います。更にその上でのキャリアチェンジやキャリアアップを目指したいと言う人の願いを叶えるための選択肢の一つとして良いことだと私は考えています。

ただし、それは結局のところお金と言う対価によって目で見えてしまうことから副業のための学習や努力のモチベーション低下や途中での挫折などとなってしまうのは非常に残念なことです。

そうならないためのキャリア支援も国家資格をもつキャリアコンサルタントが弊社では行っておりますのでご相談ください。

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この記事を書いた人

元生損保取扱保険代理店勤務
保有資格
AFPファイナンシャルプランナー
国家資格キャリアコンサルタント

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