新卒を迎える人たちへ
4月になると、新社会人としての第一歩を歩み始めることになると思いますが、当然ながらやってくるのが保険会社の社員さん。
新社会人たちを狙ってせめてくる時期がやってきますが、話を聞くことは新しい情報を得るという意味でも決して悪いことではありません。ただ、流されるままに保険に加入。気がつけば、毎月の保険料が生活費を圧迫とならないように気をつけることが大切です。
生命保険は万が一に備える保険です。基本的に被保険者に事故や、病気で高額な金銭が必要になった際にサポートしてくれるのが保険というものですが、ではその保険金は誰のものなのか?というのが一つのポイントになるでしょう。

ここ最近の傾向として、
- 個人年金保険
- 元本保証型のいつ解約しても100%の返戻率の積立保険
- 変額保険・外貨建ての保険
上記が押される傾向にあるイメージです。どの保険も保険にしてはハードルが低めであることや、積立というフレーズから懐が緩みがちになる傾向がありますが、それぞれにはメリット・デメリットが存在します。
個人年金保険
毎月一定額を積立続け、将来に年金のような形や一時金で受け取る保険です。円建てのものや外貨建てのものがありますが、基本的にはどちらも死亡保障として強みはなく、長く生きたときの保障といえますね。
また、生命保険料控除を受けることができます。この個人年金保険の生命保険料控除は意外と使われていないことが多く、そこを押しとして案内してくる人も多くいますが、一般的に早期解約は元本割れをしますので注意が必要です。
積立保険
明治安田生命のじぶんの積立などが有名ですが、こちらのタイプは上記と違いいつ解約しても元本は戻っくるというものです。また、一般生命保険料控除を受けることができます。デメリットは返戻率。つまり貯蓄の増え方が大きくないという点でしょうか。
変額保険・外貨建保険
こちらは終身保険や個人年金保険、養老保険など様々な保険の形をしていますが、特徴として外貨建てや投資信託を利用した元本保証のない保険となっています。
そのかわり運用がうまく行けば円建ての通常の保険よりも大きなリターンを得ることができるのが特徴ですね。注意点としては早期解約は元本割れとなる可能性が高いことや、いくら増えるか確定していないことなどがあげられます。また、保険会社側の手数料も高い傾向にあります。
まとめ
新社会人向けとして、加入を検討するのであれば明治安田生命のじぶんの積立や、住友生命のChakin – 無配当災害死亡保障付積立保険チャキンなどがおすすめです。ただ、投資などに興味がある人は無理に選択する必要はなく、あくまでも元本割れが怖い。生命保険料控除がほしい。積立したい。という人にこちらをおすすめします。
何にせよ。すすめられたものに何も考えず入るのはせっかく稼いだお金を溝に捨てるようなものです。考えてお金を使いましょう。時間もお金も有限ですよ!!

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