30代が入るべきオススメの保険はあるのか。メリット・デメリット。①

さっぱりわからない
目次

30代におすすめの保険をパターン化

  • 独身30代の人向け
  • 結婚しているが子どものいない家庭
  • 配偶者と子どものいる家庭

ざっくりとですが、この3パターンに分けて解説します。

正確にはもっと細かく、個人ごとに寄り添った内容になるのですが、きりがなくなるのでご了承を・・・

この記事では「独身30代の人向けについて解説をします。

独身30代におすすめする保険

独身の場合にはまず、「死亡保障は不要である。」ということが言えます。死亡保障は、自分が亡くなったとき、家族にお金を残すための保険です。つまり、独身の場合には不要と言えます。勿論、中には親に残したいといった例外もありますが、基本的にそんなケースは稀で、不要と言えます。

ではどのような保険が考えられるのか?

死亡保障がいらないのなら保険は他に何があるの?

死亡保障を除く保険で、検討する余地がある保険は3つあります。

  • 医療保険
  • がん保険
  • 個人年金保険

まず1つ目に検討すべきは医療保険です。

医療保険は入院や手術をしたときに支払いされる保険です。通常、病気になると誰もが入っている健康保険により、本来負担すべき医療費が無料や3割などで受けることができます。病院にいかないから恩恵を受けていないという人も多いかもしれませんが、実はこの制度は非常に素晴らしい制度です。一方で、批判ではないですが、簡単に安く受診できてしまうことから、社会保障費が年々、現役世代に重くのしかかり、パンクしそうな状態になっています。

それはさておき、その公的保険を補完する意味が強いのが民間の医療保険です。一昔前は日額1万円など、入院日数とそれに乗じた手術費を支払うという保険が多かったのですが、最近では入院日数の平均が減っていることなどから、一時金型の医療保険も増えています。

医療保険のメリットは大病などにより、まとまったお金が必要なときに大きく役に立ちます。特に、入院をすると医療費以外に差額ベット代や食事代、タクシー代など、別途にお金がかさむ結果、想定よりもお金がかかってしまった。という場合に備えることができます。

一方で、十分に蓄えがあるという人やなどにとっては、不要と捉えることも出来るかもしれません。

2つめにがん保険です。良く日本人の2人に1人はがんになると言われているのを耳にしたことがありませんか?実はあれは半分正解で、半分は誤りです。

どういうことかというと、日本人全体でみるとたしかに半分の人が何らかのがんになっています。しかし、年齢別でみると、当然ながら年齢が高いほど罹患率は高くなります。

つまり、お年寄りが割合を大きくみせているということです。

騙したのか?

そう思う人もいるかもしれませんが、嘘はいっていません。ただ、その内訳をみていないだけです。

ではがん保険の必要性ですが、実はこれも医療保険と同じような答えになります。

蓄えがあるならいらない。無いならあったほうがいい。

がんも当然ながら、健康保険や高額医療費申請により、支払いを抑えることができます。しかし、抗がん剤治療のための通院にかかる交通費や女性ならウィッグ代、乳房再建術にかかる費用、収入の低下が考えられます。

特に収入の低下は生活に直結します。がん保険の場合、治療費だけでなく、その部分をカバーする意味合いもあります。

もし、病気で働けなくなっても、十分な備えがあるのであればよいですが、収入の不安があるという人は一度検討をしても良いかもしれません。

3つ目におすすめ

個人年金保険とは皆さんが普段支払っている公的年金とは違い、「個人」と名前がつくように自分で年金を積立てる保険です。

この保険のメリットとして

  1. 最後まで保険料を払うことで、払った以上のお金を受け取る事ができる。
  2. 受取りのときに受け取り方を選ぶことが出来る。
  3. 生命保険料控除を受けることが出来る。
  4. ライフステージに合わせて支払いを止めたり、再度始める事ができる。

1つ目の解説ですが、基本的に生命保険は掛け捨てや途中解約すると、元本を割ってしまいます。ただ、終身保険や養老保険、個人年金保険などの一部の保険は最後まで払い切ると、基本的には解約をしたときや受取りのときに払い込んだ以上のお金が返ってきます。

勿論、最近人気の変額保険や外貨建保険など、一概に絶対とは言えません。ただ、基本的には定期預金を上回る程度のパフォーマンスは最低限持ち合わせていることが多いです。

2つ目として、受取方法の選択です。これは加入する保険にもよるので、入る前に保険募集人からきちんと説明を受ける必要があります。ただ、多いパターンとして3つ。

  1. 一時金として受け取る。
  2. 年金形式で毎年一定額を受け取る。
  3. 一時金と年金形式の両方で受け取る。

特に2の場合には万が一、貰っている途中で被保険者が死亡した場合でも、支払いが行われるものや、生涯にわたって受け取れる形など存在します。

3つ目として、生命保険料控除を受けることが出来るということです。会社員の方であれば、年末調整。自営業などフリーランスの方は確定申告をおこなう必要があります。

このときに、掛金の一部を控除する。生命保険料控除を受けることで、節税効果を得ることができます。注意点として

  • iDeCoのように支払った額、すべてでは無いこと。
  • 商品によっては対象外のものがあること。年齢や、支払い方法によっては対象外になるケースがあります。

また、控除の枠が異なる商品もあります。

4つ目として、意外と知られていないのですが、個人年金保険に限らず、生命保険は契約者の事情に応じて、様々な柔軟性を持つ商品が多数存在します。

特に個人年金保険は独身のときは余裕があるので、支払いに問題がないものの、結婚をして子どもができたことで、お金に余裕がなくなる人もいます。

ただここで解約をすると途中ですので、元本を割るリスクが大きいです。勿論、上回っているケースもあります。ただ、再度契約をと考えたときには

  • 商品が販売停止している。
  • 年齢のせいで保険料が上がっている。
  • 告知のある商品の場合には健康面で問題があり加入できない。

ということがあります。

しかし、商品の中には、払込を一時的に停止、再開をすることが出来る商品も存在します。

つまり、余裕がある独身時代は払っておき、支出が苦しいときは払込をストップ、子どもが成人して余裕がでたタイミングで再開など、そのときにあった払い方をすることができます。

まとめ

3つの保険について解説しましたが、もちろん、これ以外にもおすすめの保険は存在します。一方で、今回紹介した保険が不要という人もいるでしょう。
それらを含めて、専門家に相談をしてみるのも一つの手段かもしれません。

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この記事を書いた人

元生損保取扱保険代理店勤務
保有資格
AFPファイナンシャルプランナー
国家資格キャリアコンサルタント

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