個人事業主が自動車を業務で使用する場合の注意点

自動車保険
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そのままの状態でいいのかな?

自動車を所有されている方は自賠責保険と自動車保険に加入されている方がほとんどだと思います。
中には任意保険には加入をしていないという恐ろしい人もいますが実際、結構な割合で自賠責保険しか
加入していない方はいます。理由は様々ですが「お金がない」「契約が解除になっていた」「そんなに乗らないから事故しない」という人たちを何度かみてきましたが自動車の任意保険は他人と自分を守る為、であり自分が使っている自動車が凶器になりうることをまず理解して欲しいところです。

さて話が逸れましたがここからが本題です。
事業を始めるにあたって自動車を利用したサービスを展開する場合ということで最近、需要が増えている個人宅配ドライバーなどを参考例として見ていきたいと思います。

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ここからはややこしいので任意保険のことを自動車保険と言うことで説明していきます。

通常、自家用車の自動車保険に加入する時、選択項目として「日常・レジャー」「通勤・通学」の使用を加入事に尋ねられる若しくは入力が必要です。

まずこの二点ですが保険料は選択した内容により変わります。
言われてみれば当たり前かもしれませんが「通勤・通学」使用を選択した場合の方が保険料は少し高くなります。これは使用頻度の問題です。通勤などで使うと言うことは日常よりも走行量が多く事故のリスクが大きいと言うことが加味されています。

ただ、普段は電車通勤だけれどもたまに車通勤になるといった様に変則的な人はどうなるのでしょうか?その場合、基本的には日常・レジャー使用であっても保険金は支払い対象になります。

あくまでもたまにそう言ったことがあると言う場合ですので毎日自動車通勤の方は安くなるからと言って日常・レジャー使用にすることはお勧めしません。

また、会社によってはその項目が通勤・通学使用になっているかを確認するところもあります。もしなっていなければ車での通勤を認められない場合もあるのでその辺りは正確に設定しておきましょう。

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では仕事で車を使う場合は?

上記は主にサラリーマンが通勤などで使うかどうか?その辺りの話が中心となってしまっていましたが本題の「仕事で自動車を使う」場合についてです。

通常、個人の自動車保険と法人の自動車保険は異なるものです。では個人事業主はどうでしょうか?

答えとしては通常、業務にて使用する場合は法人と同じ契約をすることとなります。
よって補償内容や保険料にも違いが出て来ます。

ただ、その場合、加入可能な保険会社が限定されることがあります。基本的にネット損保などがそれに辺ります。ですが個人事業として自家用車をそのまま仕事で使用しており保険の内容を変えていないと言ったケースも起こる為、万が一の場合に支払い対象外となってしまうケースが起こりかねません。

勿論、事業にのみ使用する個人事業主の自動車など理由がつきますのでたまたま自家用車を事業に使ったなどといったケースでは保険会社側も対応をしてくれることがほとんどですが
どうしても個人事業主の場合、プライベートと仕事での線引きが曖昧となってしまう為、ご自身の現在の状態を加入している保険会社に一度確認して見ることをお勧めします。

これは特にネット系損保に入っている人は確認を確実にしておくべきです。

個人事業主になったら保険を見直そう

上記の自動車保険にしてもそうですが火災保険なども家を改装してカフェ兼住まいとなると家としてでの契約はできなくなり保険金の支払い対象外となってしまいます。その様にもし何かしらの事業を始める際には勿論ですが保険以外で考えなくてはいけないことはたくさんあります。ただ、最低限の確認と加入だけは怠らないことで自分の身を守ることができると言うことだけ理解しておくべきだと思います。

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この記事を書いた人

元生損保取扱保険代理店勤務
保有資格
AFPファイナンシャルプランナー
国家資格キャリアコンサルタント

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