事業終了は人ごとではない。
今回、PayPayアセットマネジメント株式会社が、事業を終了するという案内が出ましたが、あまり気にしていない人も多いかもしれません。ただ、こちらが取り扱いしている商品の中には積立NISAの対象となっているものもあることから、いきなり水を差すような案内になっています。
販売商品を見る。
こちらで取り扱いされている商品には主にインデックス型を中心として
- PayPay投資信託インデックス 先進国株式
- PayPay投資信託インデックス 世界株式
- PayPay投信 米国株式インデックス
- PayPay投信 日経225インデックス
上記のような他社でもよく聞きそうな名前の商品を取り扱っていました。
これは基本的に今流行りのインデックスファンドといいわれる商品となっており、目玉商品として販売をカシシしたのであろうと考えられます。
しかし、思う以上に販売がうまく行かず、今回は他社競合が様々な商品を投入したことや、手数料競争に巻き込まれる形で、継続が困難と判断したのではと推測されます。
勿論、無理に継続を行い、結果として顧客に今以上の損害を与えることを考えたとすると判断が早く、投資を行っていた人にとってもマイナス面は最小限に抑える事ができたという考え方もできます。
その一方で、長期分散投資を推奨する国や、それに乗っかる金融機関として、少し無責任な対応ではないかと思います。
いまでこそ、他の代用商品が多く販売されているとはいえ、自分が勧められた、判断した商品と長く付き合って行く予定だった矢先にこれはかなりの痛手です。
あくまで自己責任。
ただし、投資はどこまで言っても自己責任です。そのために様々な情報を分析し、自分にあった投資商材を見つけることです。
ひとつ、投資信託を見極める材料として、時価総額をみることもポイントの1つでしょう。あまりに低いと、果たしてこの企業は運用がうまく言っているのかなど、自分で考える力がつきます。
一方で、順調そうにみえて、実際には火の車ということも十分に考えられます。
今後皆様の投資経験が生かされるような時間になればと思っています。
唯一手、注意が必要なのは、あくまでもPayPayアセットマネジメントが事業をやめたというだけで、PayPay銀行や証券は、継続している点にはご注意を・・・
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