どうしてこうなった・・・
突然の展開に頭がついていかないかもしれませんが実は少し前に知り合いの方のお手伝いでコウモリ駆除に行くことになりました。
そもそも、コウモリ駆除ってどうやるの?
危なくないの?
何も分からないまま連れられて現場へ・・・果たして私は無事に帰れたのか?
そして、コウモリと出会う事ができたのか?
暑い・・・とにかく暑い
実はこの記事ではすでに秋を迎えているが駆除のお手伝いをしたのはまだ残暑、というより8月の終わりでした。なのでとにかく暑い・・・
それはさておき最初に向かったのはとある工場の倉庫。
ここにコウモリらしき生き物のフンが落ちているとのことで一人では大変なので手伝って欲しいとのことでお手伝いに行ったわけですが果たして役に立つのだろうか?との疑問を覚えながらの道中でした。
到着してすぐに事務員さんに案内された場所で見たフンをみてプロはさすがですね。
「間違いなくコウモリのフンですね」
すぐに見分けがつくようです。
早速、駆除をするのかと思いきや実は私は全く知らなかったのですがコウモリは・・・
コウモリは捕獲、駆除が禁止されている
「えっ?そうなの?」
どうやら本当のよう。では実際の作業はどうやって行うのだろうか?などと思っているとその方によるとまず、追い出しを掛けて出てくるかを確認、その上で出入り口を塞ぐ。それがコウモリ対策の作業工程となっているようです。
また、場合によってはコウモリは外出、もしくは届かないような奥まで潜伏をしており、追い出しを掛けても出てこないこともあるとのことでこの日は実はコウモリに遭遇することは運良く?ありませんでした。
読者的には出てきてほしかったでしょうが、私は出てこなくてよかったです。
今回は柱の隙間を目の細かい金網をパテを使って塞いでいくという手順、この金網カットが難しく、何度か失敗してしまいました。
それを出入り口と思われる場所に追い出しなどを行った後に隙間なく埋めていきます。
それにより出入り口を塞ぐことができるので侵入も仮に奥に潜んでいたコウモリも外に出ることができなくなるとのこと。
二人で朝から汗だくになりながら作業をすることなんとか塞ぎ終わりひとまず終了。
なんでも万が一、中に残っているコウモリがいても餓死してしまう上にコウモリはほとんど皮と骨だけなので腐敗するほどの肉がないとのこと。
器用な人なら自分でできる?
素人目線ですが今回は場所が倉庫だったので実を言うとスペースも広く作業がしやすかった気がします。
続いて向かったのが普通の住宅街。
こちらもフンが見られるとのことでコウモリの可能性が大きいとのことでしたが、ただ追い出しを掛けても出てこず・・・
流石にこの時期(猛暑日)、いくら夜行性のコウモリでも室内は高温過ぎて外に出てしまっていることも多いとのことです。
素人の私やお客さんは昼間は潜んでいるものと思いがちで出てこないことに疑問を感じていましたが言われてみればこの暑さではコウモリで無くても死んでしまう、と思えば納得です。
ただ、やってみて思ったのだが作業場所がさっきの倉庫と違って狭い・・・
住宅地なので隣家には気を使う上にコウモリが侵入するであろう場所も手の届きにくい場所にあるため、素人が安易にやってはいけないなというのは肌で感じました。
こちらも、フンが見られた侵入経路と思われる場所とお客さんが心配している場所の点検を行ったがこちらは侵入の形跡は全くなし、ただ念のため同じように金網で侵入をしないように経路を塞いで作業完了。
とはいったものの私は危険なので道具運びなどに徹していましたがそれでもかなり狭い場所での作業でした。
あまり個人でやることはオススメしないというのが結論
今回はたまたま、コウモリには遭遇しませんでしたが作業感覚としては工場などの企業よりも普通の住宅のほうが作業スペースが限られることや構造などからかなり危険に感じました。
また、コウモリ事態が病原菌の原因となることもあることから個人での駆除は正直なところおすすめできないな。
と私なりに感じました。
ちなみにコウモリ駆除は市町村にもよるかもしれませんが基本的に業者案内はするものの一切、対応はしてくれないというケースがほとんどです。
基本的にコウモリ駆除はそれなりのお金がかかってしまいますが危険度を考えるとご自身で作業を行うというのはオススメしません。
基本的には業者を市町村や知り合いから紹介してもらうのが安全かつ良心的な業者に巡り合う手段だと思います。
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