空き家の火災保険の間違いと勘違い。

空き家
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みなさんのお住まいの場所はどこですか?

今回は今、問題になっている空き家に関する火災保険の間違った認識をお伝えしたいと思います。

そもそも空き家を持っているのかどうか。みなさんの今現在住んでいる場所はそもそもどう言った経緯で住むことになったのでしょう。元々自分が生まれた家、引っ越しして来た家、賃貸、色々な住まいの形があるかと思いますが今、問題になっているのが空き家問題です。一つはやはり不便なところにあり便利な土地へ引っ越しをしたパターン。両親が亡くなり相続したパターンなどが多いでしょうが勿論それ以外にも事情は人それぞれですがところでその空き家「使ってますか?」というのが今回の話の一つです。

火災保険の見直しを検討下さい。

空き家と聞くと誰も住んでいない家、というイメージから自宅の火災保険と同じ様に保険をかける人がいますが実はそれ、保険の対象外となります。

火災保険をざっくり分けると「住居用の火災保険」と「一般物件(企業や店舗)」の二つに分かれるのですが実は空き家はこの二つのうちの「一般物件」つまり企業や店舗と同じ扱いになります。その為、自宅と同じ様に保険に加入していたとしても保険金が支払われないケースが起こり得ます。

実をいうと線引きが曖昧。この空き家が一般物件に当たるということはきちんと保険会社の書類には記載されています、その為、実際に被災した際に空き家であると申告しその空き家が住宅物件として加入していた場合は加入保険の誤りから対象外となってしまいます。ただ、別荘の様に使っているや月に一度、事情があって泊まっているなどの条件を満たすことができればこれは住宅物件として処理されます。

今すぐにでも住める状態であるかどうか?

実はこれが一つの目安となります。つまり上記の様に別荘が一時的とはいえ電気なども通っており今すぐにでも住み暮らすことが出来る物件に関しては住宅物件として普通の家、扱いとなります。一方で家はどこから見ても家、商売をしている様にも工場をしている様にも見えない。むしろ住宅街のど真ん中に構えているとしましょう。しかし電気水道などは通っておらず。全くのほったらかしだったとします。するとこれは誰がどう見ても住宅ですが火災保険の上では「一般物件」つまり扱いとしては店や工場などと同じ扱いになります。
※業種コードや物件コードなどがあり目的に応じてリスク細分はされますので工場と全く同じ保険料という訳ではない点にもご注意を

今後、増え続ける空き家をどうしていくか

上記の様に純粋な空き家は年々上昇傾向にあります。
これは国も危惧していることであり、治安などみなさんの生活にも実は影響が後ろからひっそりと迫ってきています。
もしこれを読んでいるあなたが空き家をお持ちの場合は一度、ご相談をお待ちしています。
火災保険の話からかなりずれてしまいましたがこの空き家問題についての記事も次回辺りに掲載しようと考えていますので合わせて読んで良い方法を思いつくことができればと思います。ひとまず、空き家は住宅物件では火災保険で加入できない。それだけをこの記事ではご理解して頂けたらと思います。

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この記事を書いた人

元生損保取扱保険代理店勤務
保有資格
AFPファイナンシャルプランナー
国家資格キャリアコンサルタント

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