大和コネクト証券について
新しい積立NISAが始まって半年を過ぎ、1年目の後半に入り始めた瞬間に起きた大暴落。今年始めた人は驚いたことでしょう。ただし、積立NISAは淡々と積立していくことを目的としています。今回はまだ始めていない人に向けて大和コネクト証券の魅力を紹介します。
チェックポイント
- スマートフォンアプリで始める手軽さ
- 手数料無料で口座振替が可能
- クレカ積立に対応
- ポイント投資に対応
- iDeCoにも対応
スマートフォンアプリで出来ることの多さ
投資を始めるとはいったものの銀行や証券会社の窓口に相談に行くと言うのは初心者にとってはハードルが高いものです。また、それらの対面での手続きは良くも悪くも、自分の意志よりも金融機関側の意見が尊重されがちになります。
勿論、それを全否定する理由ではありません。実際に、丁寧な説明やフォローをしてくれる担当者に当たるケースもありえます。また、ネット利用が苦手な高齢者などにとっては一番に思いつく相談相手でしょう。
しかし、その分、自分で考えるという手段を放棄してしまう問題が発生してしまいます。「銀行の人が言うから」「営業マンが言うから」それで儲かることもあるかもしれません。ただどれだけ彼ら彼女らが優秀であっても、100%を保証することはできません。また、投資に使用するお金は「自己責任」であるということを理解せず、言われるがままに購入して、損失を出し、購入を勧めた人間に不満を言う。それは誤った考えであると私は考えています。
一方で、若い人を中心に口座数を増やしているのがネット系の証券会社や金融機関です。特にSBI証券や楽天証券を中心に大手証券に迫る勢いで口座数を増やしています。その中から今回は、大和コネクト証券について解説します。
大和コネクト証券は大和証券が100%出資子会社です。しかし大本の大和証券が対面をメインとしていることに対して、大和コネクト証券はネット利用者層をターゲットとしているのはアプリや手続きの方法などからもよくわかります。
このアプリの魅力はなんといっても1つで全てが簡潔すると言う点が大きいでしょう。同じネット証券でもアプリが多く配信されていますが、商品ごとにバラバラのアプリであったり、中にはブラウザからでなければ確認できないなど不便な点がこのアプリでは1つで完結する。という大きなメリットが存在します。
また資産管理画面も非常に見やすくできており、初心者にはハードルがかなり低いのでは無いでしょうか。
手数料無料で口座からの入金が可能
こちらは他社でもネット証券系では取り入れられている為、大きな優位性は無いですが、店舗型や銀行を持たない証券会社には優位性があるといえます。
いざ投資を始めようにも銀行口座から証券口座への送金は簡単ですが面倒です。SBI証券や楽天証券などではハイブリッド預金や、マネーブリッジ機能によりスムーズな資金移動が可能ですが、そういった機能がなく手動でちまちまと入金作業をしなければならない会社も存在します。たいてい、一定のルートや条件を満たすことで手数料は無料というのが多いので、そのあたりにアドバンテージは無いですが、自動入金機能がある点は非常に楽なシステムでは無いでしょうか。一度設定をしてしまえば、うっかり証券口座への入金を忘れることもありませんし、事前に口座から引き落としされることで、これは投資分だ。と自分に意識付けすることにも繋がります。
スマートフォンアプリで完結の手軽さ
今の時代、PCを持っていないという人も多いようですが、大和コネクト証券なら全てスマホで完結します。申し込みだけでなく、買付も簡単に手元で行えることから、より身近に感じることができるでしょう。
提出物もマイナンバーカードを作成作成していれば更に簡単になるので、まだの人は作成をおすすめします。マイナンバーカードには保険証の機能や確定申告の簡略化、薬代の割引など不安視する人も多くいますが、一度使うとその利便性に気がつくと思います。特にこれから証券口座や銀行口座の本人証明としては必須となることが間違いないでしょうですので、事前に作っておくことをおすすめします。
新NISA対応である。
中にはNISAに対応していない口座もあるのですが、こちらはNISAにもきっちりと対応しているだけでなく人気商品の取り扱いがあるというメリットがあります。
- eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim新興国株式インデックス
- eMAXIS Slim先進国債券インデックス
上記の様に人気のeMAXIS Slim先シリーズを網羅している点や、iFreeシリーズやニッセイのインデックスファンドも取り扱いかつ、NISA枠の積立、成長投資枠両方に対応しているという強みがあります。これは非常に良いラインナップではないかと個人的には思っています。
クレカ積立に対応!ポイント還元で更にお得に!
他社でも行っているクレカ投資によるポイント還元ですがこちらでもセゾングループと組んで永久不滅ポイントがたまるシステムになっています。勿論、上限はありますが、手数料無料のクレジットカードでの積立が可能ですので、無駄な出費を避けられる点も大きなメリットではないでしょうか。
一例としておすすめカードが
SAISON CARD Digital<CONNECT>が挙げられます。他にもセゾンアメックスやUCカードなどもありますが、発行までのスピードや最近のクレジットカードに搭載されているナンバーレス、タッチ決済、JR東海のエクスプレス予約サービスなどの特典が豊富にあるので、普段の買い物含めて、投資以外の面でも想像以上に重宝するカードといえます。
dポイントとPontaポイントが貯まる。使える。
クレカ積立が不安、更にお得なサービスは無いか?という人に朗報と言えるのが永久不滅ポイント以外にもdポイントやPontaポイントが貯まる、使えると言うメリットも大きな点でしょう。しかもdポイントに至っては期間限定・用途限定ポイントまで投資に使えてしまうと言う他社ではあり得ないサービス。
利用可能なサービス範囲も広く、消化に困ることも無いでしょう。ただし注意点として、スマートフォンアプリからのみからの使用という点です。
ただ、基本的にアプリですべて完結するのでそれほど不便では無いでしょう。
貯まるポイント還元率は微々たるものですが地理も積もればと言えるようにここまで、充実サービスを提供しているネット証券は魅力的でしょう。
iDeCoにも対応
こちらは確定拠出年金となりますので、少し趣向は変わりますが、税制面での優遇や老後の資産形成の一つとして、NISAと並んで利用を考える一つといえます。
ただ、まずはNSAを行ったうえで無理の範囲でiDeCoには手を出すべきでは無いかと考えています。
しかし、すべてのサービスをアプリひとつで出来てしまう、大和コネクト証券は今後、SBI証券や、楽天証券の牙城を崩す、可能性も考えられるネット証券の一つでは無いでしょうか。
まとめ
どこの会社を選ぶべきか迷うことは多々あるかと思います。勿論、自分で調べて決断出来る人はそれで良いかもしれません。ただ、すべての人がそうとはいえません。心配なことがあるときはプロに相談してみることも一つの手段かもしれませんね。
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