テレビCMでもよくみる、ライフネット生命の定期死亡保険「かぞくへの保険」について解説。

定期死亡保険
目次

CMでも話題のライフネット生命の定期死亡保険とは

芸人さんがスマートフォンで見積もりをして、値段の安さにおどろくテレビCMをみたことはないでしょうか?

今回はその保険について解説をします。
定期保険は保険の中でも万が一を保障することから、重要度の高いものとなっていますので、その点からも細かくチェックをしていきたいとおもいます。

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ライフネット生命の定期死亡保険の構造について

こちらの保険は非常にシンプルな保険となっており、

・保険期間中に被保険者が亡くなった場合や、所定の高度障害状態になったさいに、保険をお支払いする。

・保険期間は更新タイプの場合は10年、20年、30年の保険期間を選択できる。
・上記のプランの場合、満期時に保険金支払いや年齢条件、契約者からの申立が無い限り、自動更新が最長90歳までされる。

・年齢での満了型を加入時に選択した場合、満期時は更新せず、契約は終了となる。


・契約保険金の上限が、最大10,000万円まで。(告知のみは最大3,000万円まで)
・払込方法はクレジットカードまたは口座引落で、月払い。
・契約年齢は18歳から70歳まで。
・契約者と被保険者、支払い者は同一でないと契約できない。

基本的には加入時に決めるのは「保険期間」と「保険金額」の二つだけです。

この二つを決めてしまえば、あとは保険加入者の情報を入れるだけで簡単に見積もりが可能です。

定期死亡保険のメリット

1.簡単な告知で加入ができる。
2.保険料が割安。
3.ネットで簡単に見積もりと加入ができる。

こちらの保険のメリットとしては上記があげられます。

1.簡単な告知で加入ができる。・・・医師の診断や健康診断の提出などの必要が無い点は非常に楽ちんです。

2.保険料が割安。・・・他社と比較となると、もっと安いものは複数存在しますが、比較的割安に加入できることから、メリットといえるでしょう。

3.ネットで簡単に見積もりと加入ができる。・・・手元のスマートフォンなどでいつでも簡単にできるのは忙しい人や、めんどくさがり屋にとっては非常にありがたいことです。わざわざ、窓口などに出向く必要がないので時間を気にする必要がなく、スキマ時間の有効活用ができます。

特に、簡単な告知で最大3,000万円までの保障を買うことができることから、一般家庭であれば十分な保障を簡単に購入できるのではないでしょうか。また、最安値というわけではありませんが比較的、保険料が割安かつ加入の手続きもスマホやパソコンから簡単におこなえる点は時間のない人や、簡単に安い保険を見つけたいという人などには最適かもしれません。

その他にあげられる点として、加入の選択肢がしぼられていることからあまり詳しくない人でも迷わず加入をすることができることがです。あまり複雑な保険となりますと、やはり専門家に聞いてとなりますが、こちらの保険は選択肢をしぼることで分かりにくさを排除しており、判断をしやすくなっています。

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定期死亡保険のデメリット

ここではデメリットについて解説します。

1.払込方法が月払いに限定される。
2.契約できる年齢が70歳まで
3.契約者と被保険者、支払い者は同一でないと契約できない。
4.自動更新が適用されるのは更新タイプのみ。
5.解約返戻金や満期金はない。

一概にデメリットと言い切れない部分もありますが、上記の例などがデメリットととしてあげられます。

1.払込方法が月払いに限定される。・・・他社では年払いや半年払いなどの選択肢があることに対して、月払いしかこの保険では取り扱いをしていません。

2.契約できる年齢が70歳まで。・・・たいていの方は70歳までに加入か、必要がなくなるケースが多いかもしれませんが、70歳を超えて定期保険が必要になった人にとっては加入ができないことから他社を検討となるため、もう少し年齢のはばが広くてもよいのかもしれません。

3.契約者と被保険者、支払い者は同一でないと契約できない。・・・こちらはあえて分かりにくくならないようにしばっているのかもしれませんが、通常の定期保険はこれらを同一にしなくても契約が可能です。意図して、同一としないという場合もありますので、そういった契約を求める場合にはこちらは対象外となります。

4.自動更新が適用されるのは更新タイプのみ。・・・更新タイプを選択している場合には問題がないのですが、年齢での満了タイプを選んでいる場合には、自動更新がなされず満期にて契約終了となります。それでも問題がないのですが、仮に満期年齢にて契約を続けたいとなった場合には再度の申込が必要となるため、年齢や病歴によっては引受けができない場合があります。更新タイプの場合にはこの告知などが必要ない為、仮に途中で病気になってしまっても解約などをおこなわない限りは契約を継続することができるメリットがあります。

5.解約返戻金や満期金はない。・・・こちらは解約返戻金などをなくすことで保険料が割安になるという保険ですので致し方ない部分もありますが、「定期」という言葉から、満期金があると思う方がおられる場合があるのであげておきます。

デメリットとしてあげていますが、実際にはすべてがデメリットではなく、理由があるケースも多いため、自分にとってどうか?を考える必要があります。

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定期死亡保険の加入の仕方

保険の加入はネットから簡単におこなうことができます。選択項目も少なく、保険期間と保険金額を決め、あとは自分の個人情報を入れるだけで完結します。ただし、わかりやすくなっているとはいえ保険の知識のない人が簡単に申込をできるかというと、実際のところは一体、いくらに設定すべきかや年齢はいつまでか。保険の加入タイプをどうすべきかなど、非常にシンプルなこの保険でも迷うことが多いでしょう。そのことからも一度、専門家に聞いてみるというのの良いと思います。

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まとめ

ライフネット生命の定期死亡保険「かぞくへの保険」はシンプルで分かりやすい保険となっており、必要な項目にあえて絞ることで、保険をよく知らない人でもネットから簡単申込ができるようにできています。その一方で、かゆいところに手が届かないという構造や、中途半端になってしまっている部分もあり、人によってはこちらの保険がベストとは言えないケースもあることから、加入の前に他社との比較をおすすめします。

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この記事を書いた人

元生損保取扱保険代理店勤務
保有資格
AFPファイナンシャルプランナー
国家資格キャリアコンサルタント

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